海上自衛官の方が上司のいじめを苦に自殺した、とのニュース。
子どものいじめによる自殺ももちろんだが、
大人による職場いじめの結果の自殺のニュースを見るたびに心が痛む。
そして、正直、腹が立つ。
議会でも、教育の観点から子どものいじめ防止の話はよく議論に挙がる。
当然、教師をはじめ、周りの大人が助けに入らなくてはならない場面だし、
いじめをさせてはならない、というのは間違いない。
大人のいじめの場合、モラハラとかパワハラとか、
そういった言葉にすり替えられている場合も多いのではないかと思うけれど、
いじめはいじめ。
そして、いじめをしてはならない、許してはならないというのは、
大人も子供も関係ない。
そして、本来お手本となるべき大人が
いじめをするという事実に対して情けなく思う。
大人の世界であってもこどもの世界であっても
いじめは重大な人権侵害であり、
(当然いじめはなくさなくてはならないが)
なくなることがないのであれば、
いじめを受けた側が速やかに、
そして不利益なく救われる体制というのを
国を挙げて考えていかなくてはならないのではないかと考える。
そしていじめた側を早期に毅然と罰する体制も。
残念ではあるが、
そこまでしないと不幸な事件はなくならないのではないだろうか。
もう、こんなニュースは見たくない。