平成29年度 第一回緑化対策委員会に出席しました

7月28日、第一回川口市欲化対策委員会に出席してまいりました。

この会議では、保全緑地や保存樹木、保存樹木の中でも生垣の
指定変更・解除についての議論や、
スポンサー付きフラワーロードの事業についてなど、
主に市内の緑の保全について審議しています。

現実的に古い木や、金銭的な事情から管理が回りきらないものも多く、
保存できる緑が少しずつ減ってきてしまっているのが現状です。

また、市街化調整区域内の緑の保全についても議論に上がっています。
市街化調整区域内であっても、
建築物を伴わない墓地・敷材置場、残土置き場などは設置できるため、
そういった用途での土地利用のため、緑が減ってしまっているのも現実です。

また、農家さんも、
農業所得の減少や後継者不足などが課題となり、
農業を継続したいと思っていても、
農地以外の土地利用を考えている方と、
今後も農地として利用したいと考えている方が、
半々ずつ、というのがアンケートから明らかになっています。

さらに今年度は、「第二次緑の基本計画策定について」という、
非常に大事な役割を担うことになります。

第一次川口市緑の基本計画は、
平成20年に策定されました。
10年という比較的長いスパンで建てられている計画です。

という事は、今回第二次基本計画を策定するという事は、
今後10年の川口の緑をどうしていきたいか、という、
非常に大事な意見を出し合う場になることは間違いありません。

平成29年に都市緑地法等の一部を改正する法律が施行され、
市町村が策定する「みどりの基本計画」の記載事項も拡充されました。

今まで本会議は年二回の開催でしたが、
この第二次緑の基本計画の策定に当たって、年間の会議が倍増することになります。

社会の変化が激しい昨今ではありますが、
10年後、あるいはその先の川口市の緑をどう守っていくか、活用していくか、
非常に大事な会議となります。

本格的な議論はこの先となりますが、
しっかりと責任を持って、考えていきたいと思っています。